「ガリバーは最悪!」と聞いたことがありますでしょうか?
ガリバーは中古車買取業者の中でも最大手であり、たくさんのサービスを展開しています。
そのため、車に詳しくない人が安心して車を売ろうと考えると、やはり一番にガリバーが思い浮かぶのではないでしょうか。
でも、実際にガリバーで車を買い取ってもらった人の中に、
「ガリバーで車を売ったらだまされた」
「言っていることが全然違う…」
という声もたくさん聞きます。
特にネットでの口コミを見てみると悪い評価しか出てこないなんてことも….
そのような情報ばかりだと不安になって車を売るのをためらってしまいますよね。
でも果たしてその情報は本当なのでしょうか?
そこで、ガリバーの買取についての特徴や悪い口コミについての実態や、だまされたという理由を調べてみましたのでご紹介します。
ガリバーの買取の特徴
まず、ガリバーならではの買取の特徴をご紹介します。
ガリバーの買取の特徴は以下3つがあります。
- 買取台数が多い
- 販売も手がけるため、中間マージンがない
- オプションによってプラス査定される
一つずつ見ていきましょう。
買取台数が多い
ガリバーは車の買取実績が他の業者と比べて圧倒的に多く、ガリバーと聞くと真っ先に想像する人も多いでしょう。
事実、買取実績は2001年からずっと1位を維持し続けています。
ガリバーを運営している株式会社IDOMは東証一部上場企業でもあり、資金力が豊富にあり、テレビや広告といった宣伝活動にも力を入れているため、日本を代表するほどの買取業者となりました。
また、買取った車は自社で販売することを行なっているため、中古車業界全体でも、不動の地位を築いています。
販売も手がけるため、中間マージンがない
一般的には、買取業者は買取った車をそのまま業者のオークションに出品するため、オークション会場に運搬する費用やオークションへの出品手数料などがかかります。
そのため、その費用を考えて買取金額の方を決めざるを得ません。
このコストは「中間マージン」とも呼ばれ、買取価格を下げる大きな要因とされてきました。
しかし、ガリバーは買取した車を自社の店舗で販売することにより、中間マージンを必要としません。
しかも中古車の車のジャンルに応じて販売店のブランドを7種類に分け、最大限の価格で売ることや、在庫管理をしやすくしています。
販売店のジャンルを分けることにより、売る側方も需要が高いお店で売ることができるため、高価買取が期待できるというメリットがあります。
オプションによってプラス査定される
ガリバーは買取実績が多く、ノウハウを豊富に蓄積しています。
例えば地域や季節によって市場相場を常に把握し、最新情報を掴み続けています。
また、全国にある業者オークションの相場価格もリアルタイムで把握しており、どのような車でも査定ポイントを見極めてくれます。
さらに、ボディのカラーやオプションパーツについてもしっかり査定を行い、少しでもよければその分プラスに査定してくれます。
そのため、他の買取業者で見逃されそうな部分でもガリバーなら安心して任せることができるでしょう。
ガリバー最悪?買取を経験した人からの評価は低い
ガリバーでの買取の特徴をご紹介しましたが、実際の口コミを調べてみると、意外なことに、
「査定に出した時には10万円で買取と言われたが一週間後に買取に出したら5万円と言われただまされた」
「査定額書を見せて欲しいと言ったら社内秘密で見せることができませんと言われた。なぜ?」
「他の店で査定に出したら50万と言われたけどガリバーで20万ちょいと言われたから詐欺?と思った」
と言った声が。
中には、「ガリバー最悪!」、「ガリバーにだまされた!」という声まで聞こえてきます。ではなぜこのような悪い評価が目立つのでしょうか?
確かにガリバーは業界最大手であるため、利用者からの評価は厳しい傾向があることや、評価自体の量も多くなりますので、悪い評価も目立つでしょう。
しかし、悪い評価があることは事実であるため、なぜ「だまされた」と言う評価があるのか、その理由を深掘りしてみました。
参考記事はこちら⇒ガリバーは苦情やクレームが多いのは本当?調べてみました
ガリバーが最悪と感じる理由
口コミからまとめると、ガリバーでだまされたと感じるのは、次のような理由が考えられます。
- 査定額が極端に低い
- 一週間後に査定額が大幅に下がる
特に多いのは「査定金額が低くてだまされた」という内容が多いようです。
では一つずつ見てみましょう。
査定額が極端に低い
ガリバーで買取に出した後、他の業者での見積もり金額を聞いてみると、最初に見積もってもらったガリバーの査定額が極端に低く「だまされた!」と考える人が多いようです。
しかし、これは良く考えると、中古車業界は「車を安く仕入れて高く売る」のが商売の基本となっているため、ガリバーだけではなく、最初に見積もってもらう業者は、どこも安くなりがちになります。
そのため、ガリバーに車を売ろうと考えている人も最初からガリバーだけに行くのではなく、できれば周辺にある他の店舗にも行き、先に査定額の相場を把握しておきましょう。
また、他店舗の見積もりから更に買取価格を上げるために、見積もりを元にガリバーで再度値段交渉してみるのもいいでしょう。
さらに一括査定で相場を一気に把握するという方法もあります。
一週間後に査定額が大幅に下がる
ガリバーで買取査定をしてもらったものの、一週間考えてから買取依頼をしたら当初の見積もりよりも安くなって、「ガリバーは最悪」、「だまされた」と思わせるケースも存在するようです。
しかし、中古車は鮮度が大事と言われるほど価格の変動は激しいため、売ろうと考えた時が一番価格が高くなります。
そのため、見積もりを保留しているときは必ずしもその価格にならないということを頭に入れておき、少しでも早く売ることをおすすめします。
営業マンは相手によって変化している
営業マンは単独で店舗に査定を依頼する人には安い金額を出し、「一括査定」など他店舗の競合を示してくる人には他社よりも高い金額で買取るといった個別対応をしているといのではないかと考えられます。
そのため、何も準備しない人にとってはいくらガリバーでも安く買い叩かれる可能性が大きいでしょう。
反対に言うならば、競争をさせればより一層高い金額を出してくれる可能性があるともいえるため、売る側は交渉力や交渉材料を揃えておく必要があります。
これは大きな会社であればあるほど多いため、ガリバーでは特にこの傾向が強いとも考えられます。
トラブルに対しては真摯に対応している
ガリバーは業界ナンバーワンであるため、売却時にアフターサービスを意識しており、納得いかないことがあれば本部へ連絡すると、だいたいのことは真摯に対応してくれます。
ガリバーは、社団法人日本自動車購入協会(JPUC)と社団法人日本中古車購入アドバイザー協会(JCAA)に加入しております。この団体は、中古車業界で起こる様々なトラブルからの被害者を無くそうと努力する団体となります。
実際、本社側は何かトラブルがあったときには謝意を表するというとのことで、素直に謝罪してくれるとの回答を得ていますので、何かあったときは泣き寝入りせずに本社に問い合わせれば解決できる可能性があるでしょう。
ガリバーは最悪?まとめ
ガリバーの買取実績は業界ナンバーワンであるものの、中には「ガリバーは最悪」という口コミも聞こえてきます。
その理由は査定額が急に下がることや、最初に提示される金額が他の業者と比べて極端に低いからということが考えられます。
しかし、ガリバーだけではなく、中古車の相場は日によって変わりやすいことや、中古車買取業者は一社だけに査定を依頼すると極端に安い金額を掲示される傾向があります。
そのため、「最悪」「だまされた」と感じないようにするには、
- 中古車は売りたいと思った時が一番高い
- 査定に出すときは他の店舗での見積もり金額を元に交渉する
ということを頭に入れておく必要があります。
気をつけるポイントを抑えればガリバーは他の買取業者と比べて安心して買取に出すことができるため、車を売りたいと考えている人はぜひガリバーを利用してみてはいかがですか?
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